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ひと息つこう~中間管理職の自己肯定感の保ち方~

「まえブロ」にお越しくださりありがとうございます。

中間管理職として働いている方々にとって、上司と部下の間での調整やストレスによるうつ病など、
様々な問題に直面していることと思います。その中で、自己肯定感を保つことが非常に重要です。
今回はアドラー心理学を取り入れたワークを数点ご紹介します。
是非試してみて、自己肯定感を保っていきましょう。

目次

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中間管理職の現状

 中間管理職の方々は、上司からの指示を受け、部下に指示を出すという立場にあります。
そのため、上司からの期待に応えるためには、常に高いパフォーマンスを維持する必要があります。
また、部下からの信頼を得るためにも、常に明るく、前向きでなければなりません
特に30代から40代は、家庭や社会での責任も重くなり、自分の時間や趣味を楽しむ余裕がなくなりがちです。
そのような状況に置かれると、ストレスによってうつ病になってしまう方もいらっしゃるかもしれません。

私も数年前に転職をし、そのキャリアを期待されて管理職となりましたが、上司の期待に応えられず叱責を受けていくうちに
ミスを繰り返すようになり部下からの信頼もなくなりうつ病になってメンタルクリニックに通院した過去があります。

そのような状態の中で自分を取り戻すために調べていく中で出会ったのが、アドラー心理学です。

アドラー心理学とは

アドラー心理学とは、自己の心理構造を理解し、コントロールすることによって、自己実現を目指す心理学の一種です。
この理論に基づくワークを取り入れることによって、自己肯定感を高めることができます。
自己肯定感が高いと、自分の能力や人間性を認めて、困難にも前向きに対処できます

自己肯定感を上げるワーク

以下の目的にワークを行うことで自己肯定感が高まります。

(1) 自分の長所を見つける
自分の良いところを見つけることができると、自分自身に対する自信がつきます。
自分の長所を考えてみましょう。例えば、「人当たりが良い」とか、「誠実である」とか、
思いつく限り挙げてみてください。

(2) 過去の自分を認める
過去に犯したミスや失敗について、自分を責めることがあるかもしれません。
しかし、そのようなことは誰でもあることです過去の自分を認め、今の自分を肯定します
これが自己肯定感を高めるための重要な一歩です

具体的なワークをいくつかご紹介します。

1. 自分の強みや長所を見つける

中間管理職の皆さんは、日々の仕事で多くの成果を出しています。
しかし、それらを当たり前だと思ってしまったり、他人と比べてしまったりしていませんか?
自分の強みや長所を見つけることは、自己肯定感を高める第一歩です。

アドラ心理学では、人はそれぞれ「生得的資質」と「獲得的資質」を持っていると言います。

生得的資質とは、生まれつき持っている才能や特性
獲得的資質とは、経験や努力で身につけた能力や知識

生得的資質も獲得的資質も、他人と同じではありません。
自分だけのオリジナルな組み合わせで、自分らしさを表現しています。
そこで、以下のような質問に答えてみましょう。

– 生まれつき持っている才能や特性は何ですか?
– 経験や努力で身につけた能力や知識は何ですか?
– 仕事でよく褒められることは何ですか?
– 仕事以外で好きなことや得意なことは何ですか?

答えが出たら、それらを紙に書き出してみましょう。
書き出したら、その中から3つずつ選んで、「私は~が強みです」「私は~が長所です」と言ってみましょう。
例えば、「私はコミュニケーション力が強みです」「私は柔軟性が長所です」という具合です。
このように自分の強みや長所を見つけて言葉にすることで、自分に対する認識がポジティブになります。

2. 自分の感情やニーズを大切にする

中間管理職の皆さんは、上司と部下からの板挟みで、自分の感情やニーズを抑えてしまうことが多いのではないでしょうか?
自分の感情やニーズを無視してしまうと、自分の存在価値を否定してしまいます。

自己肯定感を高めるためには、自分の感情やニーズを大切にすることが必要です。

アドラ心理学では、人は「社会的関心」と「個人的関心」のバランスをとることで幸せになれると言います。

社会的関心とは、他人や社会に貢献したり、協力したりすること
個人的関心とは、自分の欲求や目標を満たしたり、楽しんだりすること

社会的関心も個人的関心も、どちらも大切です。
しかし、中間管理職の皆さんは、社会的関心ばかりに重きを置いて、個人的関心を軽視していませんか?
そこで、以下のような質問に答えてみましょう。

– 自分が今感じている感情は何ですか?
– 自分が今必要としているニーズは何ですか?
– 自分が今やりたいことは何ですか?
– 自分が今望んでいることは何ですか?

答えが出たら、それらを紙に書き出してみましょう。
書き出したら、その中から1つずつ選んで、「私は~を感じています」「私は~が必要です」
「私は~がやりたいです」「私は~が望んでいます」と言ってみましょう。
例えば、「私は不安を感じています」「私は安心感が必要です」「私は休息がやりたいです」
「私は認められることが望んでいます」という具合です。
このように自分の感情やニーズを見つけて言葉にすることで、自分に対する尊重が高まります

3. 自分の成功体験や成長過程を振り返る

中間管理職の皆さんは、日々の仕事で多くの課題や問題に直面しています。
しかし、それらに対処するためには、過去に得た成功体験や成長過程を思い出すことが有効です。
自分の成功体験や成長過程を振り返ることは、自己肯定感を高める第一歩です。

アドラー心理学では、人は「生活様式」という無意識的な信念や目標に基づいて行動していると言います。
生活様式は、幼少期から青年期にかけて形成されます。
生活様式には、「勝者型」「敗者型」「逃げ者型」などのタイプがあります。

勝者型は、自分の能力や価値を高く評価し、目標達成に向けて努力します。
敗者型は、自分の能力や価値を低く評価し、目標達成に対して消極的です。
逃げ者型は、自分の能力や価値を不確かに感じ、目標達成に対して回避的です。

生活様式は、過去の経験や環境によって形成されますが、固定されたものではありません。
自分の成功体験や成長過程を振り返ることで、生活様式を変えることができます。
そこで、以下のような質問に答えてみましょう。

– 自分が今までに達成したことは何ですか?
– 自分が今までに学んだことは何ですか?
– 自分が今までに乗り越えたことは何ですか?
– 自分が今までに感謝したことは何ですか?

答えが出たら、それらを紙に書き出してみましょう。
書き出したら、その中から1つずつ選んで、「私は~を達成しました」「私は~を学びました」「私は~を乗り越えました」「私は~に感謝しました」と言ってみましょう。
例えば、「私はプロジェクトを成功させました」「私はリーダーシップを学びました」「私はコンフリクトを乗り越えました」「私は部下の協力に感謝しました」という具合です。
このように自分の成功体験や成長過程を振り返って言葉にすることで、自分に対する信頼が深まります

以上、中間管理職の皆さんが自己肯定感を高める方法をご紹介しました。
自己肯定感は、一朝一夕に変わるものではありません。
日々の習慣として、自分の強みや長所、感情やニーズ、成功体験や成長過程を見つけて言葉にすることが大切です。

最後に

中間管理職の皆さんは、仕事だけでなく、人生全体で幸せになることができます

そのためには、自分自身を受け入れて尊重することが必要です。

・自分自身を受け入れて尊重することは、自己肯定感を高めることです。
・自己肯定感を高めることは、仕事のパフォーマンスや人間関係を改善することです。
・仕事のパフォーマンスや人間関係を改善することは、ストレスや不安を減らすことです。
・ストレスや不安を減らすことは、健康や幸福感を増やすことです。
・健康や幸福感を増やすことは、人生全体で幸せになることです。


このように、自己肯定感は、中間管理職の皆さんの人生に大きな影響を与えます。
ぜひ、このブログでご紹介した方法やワークを試してみてください。
そして、自分の価値を認めて、ひと息ついてください
あなたは素晴らしい人です

今回ご紹介したワークの他にも私が辛いときに実践した
自己肯定感の第一人者「中島輝」先生の考案したワークが以下の書籍に書かれています。
継続的なものや瞬発的なものまで幅広くありますので、是非試してみてください。


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