「まえブロ」にお越しくださりありがとうございます。
今日は「1日1%の成長」という言葉についてお話ししたいと思います。
みなさんはこの言葉を聞いたことがありますか?
「1日1%の成長」とは、毎日少しずつでも自分を良くしていくことを意味します。
たとえば、勉強をする場合昨日よりも1問でも多く解いたり、1分でも長く集中したりすることが「1日1%の成長」になります。
このように、毎日コツコツと努力を積み重ねることで、自分の能力や自信が高まり、目標達成に近づくことができます。
目次
1日1%の成長をすると、1年後にはどれだけ成長できる?
みなさんは、「複利」という言葉を知っていますか?
「複利」とは、お金を貯金するときに利息がつく仕組みのことです。
たとえば、100円を年利10%で貯金すると、1年後には110円になります。
そして、その110円をまた年利10%で貯金すると、2年後には121円になります。
このように、利息がついたお金にさらに利息がつくことで、お金がどんどん増えていく仕組みが「複利」です。
「1日1%の成長」も、「複利」と同じ原理で働きます。
毎日自分を1%良くすることで、その成果が次の日の基礎になります。
そして、その基礎からさらに1%良くすることで、その成果がまた次の日の基礎になります。
このように、毎日少しずつでも成果が積み重なって大きな変化をもたらすことを「複利効果」と呼びます。
では、「1日1%の成長」を365日続けると、最終的にどれだけ成長できるでしょうか?
答えはなんと約37.8倍です。
これはエクセルなどの計算機で簡単に確認できます。
一番上のセルに「1.00」(1倍)を入れ、下のセルに「×1.01」(1%向上)の計算式を入れ、
365行目まで計算式をコピーするだけです。
365行目のセルの結果(=1年後の数字)は「37.41」(37倍)になります。
これはすごいですね!たとえば、100円を毎日1%増やしていくと、1年後には3,778円になります。
10年後にはなんと6千兆円を超えます!
# 1日1%の成長のコツは?
では、この「1日1%の成長」を実践するにはどうしたらいいでしょうか?
ここではすぐ簡単なコツを3つ紹介します。
1. 目標を決める
2. 計画を立てる
3. 振り返る
1. 目標を決める
まずは、自分が何に対して成長したいかを明確に決めることが大切です。
たとえば、「算数のテストで100点を取る」「英語の発音を上手にする」「ピアノの曲を弾けるようになる」など、
具体的で達成可能な目標を設定しましょう。
目標が決まったら、それを紙に書いて自分の見えるところに貼っておくと良いです。
そうすることで、毎日自分の目標を思い出すことができます。
2. 計画を立てる
次に、目標に向かってどんなことをするかを計画することが大切です。
たとえば、「算数のテストで100点を取る」なら、「毎日10問ずつ問題集を解く」
「わからないところは先生や友達に聞く」「テスト前に復習する」など、
計画を立てて具体的な行動を決めましょう。
計画が決まったら、それも紙に書いて自分の見えるところに貼っておくと良いです。
そうすることで、毎日自分のやるべきことを確認することができます。
3. 振り返る
最後に、毎日自分の成果や反省点を振り返ることが大切です。
たとえば、「算数のテストで100点を取る」なら、「今日は10問中何問正解できたか」
「どんな問題が苦手だったか」「明日はどんな問題に挑戦するか」など、
自分の学習状況をチェックして振り返りましょう。
振り返りが終わったら、それも紙に書いて自分の見えるところに貼っておくと良いです。
そうすることで、毎日自分の成長度合いを把握することができます。
まとめ
「1日1%の成長」とは、毎日少しずつでも自分を良くしていくことです。
この方法は、「複利効果」という数学的な原理で働きます。
毎日1%の成長を365日続けると、最終的に約37.8倍に成長できます。
「1日1%の成長」を実践するコツは、「目標を決める」「計画を立てる」「振り返る」の3つです。
これらを毎日繰り返すことで、自分の能力や自信が高まり、目標達成に近づくことができます。
みなさんも「1日1%の成長」に挑戦してみませんか?
コメント